useSetCollection(コレクションの書き込み)
Firestore 上のドキュメントにデータを書き込むのに用います。
const [setFn, writing, called, error] = useSetCollection(path, fql, options);
Hooks の戻り値
setFn:
(...args: any[]) => void
データを書き込むための関数です。
writing:
boolean
データを書き込んでいるかを表します。
called:
boolean
setFn
が呼び出されたかどうかを表します。error:
Error
データ書き込みの際にエラーが発生した場合エラー内容が入力されます。初期値には
null
が代入されています。
Hooks の引数
path:
string
書き込み対象のコレクションの Firestore 上のパスです。
fql:
SetCollectionFql
コレクションに書き込む内容を宣言的に示すオブジェクトです。 書き込む内容を Hooks を使う時点で確定させる
StaticSetFql
を用いたり、 書き込む内容をsetFn
を呼び出す時点で確定させるDynamicSetFql
を用いることができます.
optional options:
object
データを取得する際のオプションです。
options の内容
optional merge:
boolean
書き込み時に、ドキュメントの既存のフィールドを上書きするかを指定します。
optional mergeFields:
string[]
書き込み時に、ドキュメントのどのフィールドを上書き対象にするかを指定します。
optional callback:
() => void
データを書き込む際に実行される関数を指定することができます。
Example
const fql = [
{
id: "NewYork",
fields: {
country: "United States",
name: "New York",
population: 19354922
},
},
arg => ({
id: "Tokyo"
fields: {
country: "Japan",
name: "Tokyo",
population: 35676000,
argValue: arg
},
}),
];
const [setTokyo, writing, called, error] = useSetCollection("/cities", fql);
次を実行することでデータが追加されます。
setTokyo(123);
書き込み結果は次のようになります。
─── cities
├── NewYork
│ ├── country: "United States"
│ ├── name: "New York"
│ └── population: 19354922
└── Tokyo
├── country: "Japan"
├── name: "Tokyo"
├── population: 35676000
└── argValue: 123