useLazyGetCollection(コレクションの遅延取得)
useGetCollection
に近い Hooks ですが、大きな違いとして useLazyGetCollection
は関数を実行して初めてデータの取得を行います。
const [collectionData, loading, error, loadFn] = useLazyGetCollection(path, options);
Hooks の戻り値
collectionData:
CollectionData
Firestore から取得したコレクションの内容であり、
初期値には[]
が代入されています。loading:
boolean
データを取得しているかを表します。
error:
Error
データ取得の際にエラーが発生した場合エラー内容が入力されます。
初期値にはnull
が代入されています。loadFn:
() => void
データを取得するための関数です。
Hooks の引数
path:
string
取得対象のコレクションの Firestore 上のパスです。
optional options:
object
データを取得する際のオプションです。
options の内容
optional callback:
(DocData) => void
データを取得する際に実行される関数を指定することができます。
optional acceptOutdated:
boolean
Fireclient ではリッスンしているコレクションを取得する際にキャッシュを利用しますが、その機能を過去に取得したコレクションの再取得にも適応します。
optional where:
Where
条件を付けてコレクションを取得することができます。
optional limit:
Limit
取得するコレクションの数を制限することができます。
optional order:
Order
コレクションをソートした状態で取得します。
limit
と組み合わせることで、上位 n 個を取得ということができます。optional cursor:
Cursor
取得するコレクションの開始地点・終了地点を指定します。
注意:Firestore 上のパスは
/Collection/Doc/Collection/Doc/...
となっていることに注意してください。 もしドキュメントを取得する場合は、代わりにuseLazyGetDoc
を使用してください。
Example
const [citiesData, loading, error, loadFn] = useLazyGetCollection("/cities");
次を実行することで初めてデータが取得されます。
loadFn();
citiesData
には次のような内容が代入されます。
[
{
data: {
country: "Mexico",
name: "Mexico City",
population: 19028000,
},
id: "MexicoCity",
},
{
data: {
country: "India",
name: "Mumbai",
population: 18978000,
},
id: "Mumbai",
},
{
data: {
country: "United States",
name: "New York",
population: 19354922,
users: ["Baker", "Davis"],
},
id: "NewYork",
},
{
data: {
country: "Brazil",
name: "São Paulo",
population: 18845000,
},
id: "SaoPaulo",
},
{
data: {
country: "Japan",
name: "Tokyo",
population: 35676000,
},
id: "Tokyo",
},
];